2011年7月30日 (土)

インターネット数理科学の香り

だいぶ前のことになってしまいましたが、、、

7月16日から18日にかけて、群馬県玉原高原にある

東京大学玉原国際セミナーハウスで行われた

インターネット数理科学研究会合宿に参加して

きました。

51yxf3yvayl__sl500_aa300_2

2007年より毎夏行われ、今年で5年目を迎える

このセミナー、実は以前にもブログでお伝え

したことがありましたが、私は2007年08年と

参加、今年は3年ぶりの復帰となりました。

201107182

とある縁がきっかけで参加したこのセミナーは

インターネット分野の研究者と数学者が集まって

各々講演を披露し、互いの知識と意見を交換し合う

という稀有な場。

何故そこに私がいるのかは謎ですが、

今年は、私も音楽という更なる異分野を持ち込んで

2夜連続(!)演奏を披露して参りました。

283059_176593179074982_100001729024

講演会場が一変してコンサート会場に。

満点の星空の下、美しい数式が浮かんでは消え、

その残像が残る宇宙的な空間の中で、暖かい心と心が

反響し合う狭間に奏でる音が響きわたることの幸せ。

緊張の中にも、なんとも言えない喜びが溢れました。

282695_176592615741705_100001729024

世界的な数学者である先生方の講演は、

音楽しか学んできていない私が理解するには非常に

高い壁のあるものでしたが、それでも先生方の数学と

向き合う姿勢、純粋な情熱と高潔な精神性が

感じられる講演は、数学という美しいミクロコスモスの

世界を垣間見せてくださるものであり、

そこにいるだけで、その空気に触れているだけで

深い感銘を与えられるものでした。

 

インターネット関連の研究者の方々の講演は

今や私たちの生活の一部となっているPCや

インターネットの構造をわかりやすく学べる

ものであり、グローバルに即座に手軽に情報を

共有する現在に生きる私たちに、物事と向き合う

人間本来の基本姿勢、倫理とはといった疑問を

投掛けるもののように思いました。

道具が変わっても手段が変わっても、人と

人をつなぐものである限り、本来あるテーマは

変わらないのだと、そんなことを考えさせられる

意義深いものでした。

 

異分野の、けれどもどこか根底で共通するものが

感じられ、垣根を越えて深い共感を覚えるのは、

集まった方々の純粋な好奇心と美しい心が

なせる業なのかもしれません。

268309_176594002408233_100001729024

朝から夕方にかけての講演の合間には

お昼休みを利用した山登り。

281224_176595042408129_100001729024

鶯の声が響き渡り、大自然の呼吸を感じながらの

ハイキングは、心洗われる爽快感溢れるひと時でした。

282457_176594802408153_100001729024

深夜まで絶えないディスカッション。思いがけない

来訪者に心砕く皆さんの姿が微笑ましい場面も。

283238_176593792408254_100001729024

このこうもりは、案外と簡単に捕らえられ、事無く

無事に外界に戻されました。

281732_176594585741508_100001729024

充実した幸せの空気に包まれる空間とは、そこに

集まる人々の心のありようによって生まれるの

だということを感じながら過ごした凝縮された3日間。

幸せな幸せな玉原3回目の滞在となりました。

| | コメント (0)

2008年8月 7日 (木)

玉原高原写真

前回書いた玉原高原での写真をご紹介します。

Img_2320

関東最後と言われるブナ自然林がある玉原高原。

今回滞在先のロッジは戦後最大の木造平屋建築だとか。

太い一本丸太の柱が高い天井を支える内部は、

広々と開放的で風の通り道が心地よい空間です。

Img_2311

ロッジまでの道の途中で。

Img_2624

車で行けるのはロッジまでの道のり約1.2k手前の

駐車場まで。そこからロッジまでは徒歩で行くのですが、

その途中では広大な玉原湖が出迎えてくれます。

Img_0553

2日目は尼ヶ禿山までミニ登山。

体調がすぐれなかったためか、途中から必死の形相、

死ぬ思いでの情けない登山となりました。。。

Img_3671

でも、ロッジから約1時間、標高1466mから望んだのは

神々が住むかと思われるほどの神秘な美しさを放つ

山々と湖。それまでの苦しみも吹っ飛ぶような

見事な景色でした。

Img_3686

上の写真は最終日に訪れたラベンダーパーク。

見頃と言われるこの時期、ラベンダーが見事に

花を開かせ、さながら紫の絨毯が敷き詰められて

いるようでした。

今回は体調が思わしくなく、最終日には

腕のしびれ、頭痛、耳鳴りに、眩暈と悩まされ、

帰宅してからは久々に寝込んでしまいました。。。

暑さの続く中、皆さまもお身体にはくれぐれも

お気をつけて、ご自愛ください。

>>ブログランキング

--

by Rutsuko

| | コメント (2)

2008年8月 3日 (日)

玉原高原

今、玉原高原(群馬県沼田市)に来ています。

玉原(たんばら)高原の標高1210mの地にある、

ここ滞在場所のロッジは、眩しいほどの緑と空、

柔らかい風、清らかで澄んだ空気の中に

響き渡る美しい鶯の歌声と虫の羽音、

圧倒的な自然の美しさに抱かれています。

自然の中に溢れる至上の音楽。

今も窓の外では鶯が、この世のものとは思えない

美声を高らかに放ち続け、私の心を掴んで離しません。



とある理由により、昨年の8月以来今回で

2回目の滞在となるこの玉原ロッジ。

異分野の個性溢れるそれぞれの道の

プロフェッショナルが集まり、

日中は発表の場で興味深い時間を、そして夜は

ありとあらゆる分野を自在に縦横して熱い

談義が繰り広げられます。


日常を離れ、普段は様々な場所で各々

切磋琢磨している人々が集まり、

自然の中で数日を共有する時間。


私の中では、かつてベルマン先生が

ご健在だった頃の毎夏参加していた

リトアニアでのセミナーの体験と重なり、

大きな刺激とエネルギーをもらう

貴重なものとなっています。



昨夜は私の大好きな作家、澁澤龍彦の

ダンディズムに関する談義に熱くなり、

思いがけず澁澤文学への想いを共有する

稀有な出会いに、久々の興奮でした。



次回は玉原の写真を掲載できたらと思います。


>>ブログランキング

--

by Rutsuko

| | コメント (5)