« チリ公演のご報告 | トップページ | 試練の時 »

2011年5月 5日 (木)

永遠に求め続けるもの

生きている限り、求め続けるもの。

それは、例えば私にとって

唯一の愛。唯一の音楽。唯一の場所。

 

「唯一」。

何故なら、それは、形を変え、異なる対象であっても、

全ては自分という唯一の人間の所在を求め続けて

いるものであることに他ならないからである。

そしてそれは、この世のあらゆるものが

変化し続けるものであるが故に、永遠に追い求め

続けるものなのかもしれない。

 

自然も、人も変化し続ける。

巡る季節の自然の美しさも、刻一刻と変化し続け、

似ていても、二度と全く同じ景色はないのだ。

全ては奇蹟の一瞬の連続。

そのように考えた時、私たちは一瞬として

止まってはいないのだから、そもそも

所在などというものは無いのではないだろうか。

 

生れてから死に至るまで、ダイナミックな

生の流動の中で自分の内なる所在を求め続ける、

それは、純粋な生命の運動なのかもしれない。

 

2011年5月5日

奥湯河原にて

 

|

« チリ公演のご報告 | トップページ | 試練の時 »

コメント

表参道のカワイチャリティコンサート聴かせていただきました。(6月7日)
ラ・カンパネラの演奏のあと、多くの方が泣いておられました。軽やかさの一番出だしのフレーズで体中に
緊張感とぞくぞくするような感動を覚えましたがお隣にいた友人も同感だと言ってましたよ。
ハンガリアン狂詩曲では男性の方がリズムに乗せられて楽しそうに首を振られている方が多く印象的でした。素晴らしい演奏でした。芸術性の高い演奏に久しぶりに接しました。
感動をありがとうございました。

投稿: 桜子 | 2011年6月10日 (金) 11:23

この記事へのコメントは終了しました。

« チリ公演のご報告 | トップページ | 試練の時 »